クエルナバカは小ぢんまりとした古い町で、造りはぜんぜん違うのだが京都の産寧坂界隈を思わせる雰囲気がある。
旧コルテス邸や、タスコ銀山を拓いたホセ・ボルダの造ったボルダ庭園など、街自体も見所はあるのだが、そこは後回しにして市内からさらにバスで1時間ほどのソチカルコ(Xochicalco)遺跡へ向かう。
ソチカルコは、「よくぞまあ」というくらい高い丘の上にある。今は舗装された道路が頂上まで通っているが、この遺跡が現役だった当時はさぞかし往来に苦労しただろう。
町に戻り、主だったところを見た後は、食堂に入り鶏肉のポソレ(Pozole con Pollo)とビール。ポソレはメキシコの郷土料理で、肉とトウモロコシを煮込んだスープにアボカドや玉ねぎ、揚げトルティーヤを入れて食す。ビールはミチェラーダ(Michelada)というライム果汁と塩を使った呑み方でいただく。どちらもこちらに来てから教わったものだが、これがおいしくて結構はまってしまった。
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