2009年8月12日水曜日

Japan Night@Stanford

ついにJapan Night@Stanford当日。

朝から当日分の食材買付けに走り回った後、会場のセットアップ。授業を終えた日本人学生が徐々に集まり、準備は佳境へ。いろいろな事情で事前の企画ミーティングなどには参加できなかった日本人も、「何かできることがあれば」と集ってくれる。ありがたい。準備もひとまず落ち着き、めいめいに浴衣や甚平、お祭りの法被などに着替えて、いざ本番。
 

このJapan Nightはちょうどお盆の時期にあたるということもあり、日本の夏祭りをモチーフにした。食べ物は、手巻き寿司、おでん、カレー、たこ焼き、焼きそば、うどん、そば、おむすび、カキ氷、それに日本酒の利き酒と焼酎、日本のビールなど。またカルチャー&エンターテインメントのアトラクションとして、ヨーヨー釣り、折り紙、書道、剣玉・独楽、TVゲームを体験できるブースと日本の風景のスライドショーを設けた。事前宣伝の甲斐あって、$10のチケットが70枚弱はけている。無料の子供を含めると、80人以上が参加してくれる計算だ。EFSプログラムの受講生が全体で50人ちょっとであることを考えると、学生の家族や講師を含めたとしてもこの人数はかなりの参加率だ。彼らの期待に身が引き締まる。

開始時間の6時を過ぎ、徐々に人が集まる。やはり最初の人気は見て分かりやすい手巻き寿司。何度も何度も繰り返し列に並ぶタイ人あり、鮭とイクラを取って、独自に「親子巻き」を編み出すブラジル人あり。
 カルチャー&エンターテインメントのブースで意外に人気だったのはヨーヨー釣り。風船の柄がキュートだということで、子供はもちろん大人まで夢中になる。中には12個釣り上げて両手に抱えきれないヨーヨーにご満悦の子も。「この風船はどこに売っているんだ?」と聞かれ、「数日前にこちらに合流したEFS生の奥さんに日本から買ってきてもらったんだよ」と答えると、「こっちでは売ってないのか」と本当に残念そうな顔をする。
 
こういうイベントでの鉄板企画である書道もやはり人気が高い。みな嬉しそうに自分の名前が漢字で書かれた半紙を持って帰る。文字を書く側の日本人や他のアジア人の中で、意外な達筆っぷりが発揮されて一躍尊敬を集める人も。
 

展示コーナーに置かれた日本のファション誌は、女性たちの関心の的。 

クライマックスには盆踊り。日本のお盆の精神がどこまで伝わったかは"?"だが、なんとなく面白さは伝わったようだ。最後に三本締めで会を締めくくり、大盛況のうちにJapan Night@Stanfordは幕を閉じた。 

ちょっとした個人の思いから開催を提案してから3週間。短い期間で手探りの状態だったが、提案に賛意を示し協力してくれた方々のおかげで非常に楽しいパーティにすることができた。あらためて、協力してくれた日本人学生、EFSプログラムのコーディネーター、そして当日参加してくれた皆にお礼を言いたい。本当にありがとう。
 
 

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