スタンフォードの教授が行っている地域のホームレス支援活動についての講義を聴く。
教会が行うホームレスの人々に対する炊き出しに対して、地域住民の理解を得るためにいろいろ奔走した教授自身の体験を研究としてまとめたものだ。ホームレスはUnhousedなだけであって、地域こそが彼らのHomeだ、という信念でいろいろと衣食住の提供をした、という話だったのだが、ちょっと納得できない点が。
今年の初め、日比谷公園の派遣村の騒動の際に議論になったように、単に衣食住を与えるだけではかえって被支援者の「この状況を脱したい」というモチベーションをそぐことになりはしないか。実際、派遣村のケースでは実は多くの求人があったにもかかわらず、それに応じた人は少なかったとのこと。
教授に被支援者のモチベーション向上の問題について聞いてみるが、あまり納得する答えは得られなかった。
やっぱり弱者支援の鉄則は、"Don't give them fish, but teach them how to fish."だと思う。
夕方、EFSのStudent同士によるサッカー。みんなジーンズにサンダルなど、普段着に近い格好で気楽に来ているのに、やたら気合入っている人がひとり。。。
2009年7月10日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿