2009年8月11日火曜日
Japan Night前夜
当日ふるまう料理のうち、時間がかかるカレーとおでんを今日のうちに拵えておく。さすがはカリフォルニア、日本食スーパーに行けば練り物だろうがカレールーだろうが何でも揃う。肉もアメリカの「どーんっ」という感じのヤツではなく、ちゃんと日本っぽい豚コマやシチュー用の角切り牛だ。
料理隊長の指揮の下で黙々と大根の皮むきと面取りにいそしむ。ちょっとした学園祭準備気分。懐かしい感覚。
2009年8月10日月曜日
I-20で大わらわ
数日前、今私が住んでいるスタンフォードの寮にノースウェスタン大学からI-20(アメリカの教育機関への在籍を示す公的書類。学生ビザの資格を保持するのに必要な超重要アイテム)が郵送されてきた。これはちょっとおかしいぞ、と首をかしげる。
前にも書いたように、私はアメリカ学生ビザの手続き上、スタンフォードからノースウェスタンに転学という形になる。この場合本来であれば、転入先となるノースウェスタンのI-20はスタンフォードでの課程終了までホールド状態になっていて、エバンストンに移動したあと転学手続きの書類をノースウェスタンに提出してから発行される仕組みになっている。なので今の時点で私のところにI-20が送られてくるはずがない。
ケロッグのInternational Officeに問い合わせてみたところ、案の定「間違えたー。送ったI-20は無視して」との回答。これから新しく転入用のI-20を準備するという。おいおい、困るではないか。私は来週の土曜からケロッグの学期前アクティビティ(要は新歓合宿みたいなもの)でペルーへ行くのだ。米国外へ出る時に有効なI-20を持っていないと、米国に学生ビザで再入国できなくなってしまう。
I-20の発行手続きは通常ならば早くても2週間程度はかかる。それではとても間に合わない。ケロッグの担当者は「なんとか急いでみるよー」と言うが、ホントに大丈夫だろうか...
2009年8月5日水曜日
掘って掘って、また掘って...
外国人に教えるにも、まず我々が踊り方を知らないといけない。
ちょっと検索したら、こんなものが。
炭坑節.jp
http://www.tankobushi.jp/index.html
世の中、いろんなことに情熱を燃やす人たちがいるもんである。
2009年8月2日日曜日
灼熱のアリゾナ 2日目 - 華氏116度でゴルフデビュー
防人は日本にいるとき、ゴルフを極力遠ざけてきた。打ちっぱなしはほんの1, 2回だけ行ったことがあるのだが、まず球がまともに飛ばない。そもそも、小さい球を穴に沈めることの意義がよく分からない。スポーツというものは、アメフトにしろマラソンにしろ、戦争の陣取り合戦を模していたり歴史的な謂れがあったり、なにかしらそれっぽいルーツがあるもんだが、穴に球を入れることにどんなルーツがあるのだ?
そんな風に強がってみたものの、やっぱりできたほうが楽しいかなー、と思って、実はここんとこスタンフォードのキャンパスにある打ちっぱなしでちょこっとだけ練習していたりした。そうは言ってもドのつく初心者だ。コースなんてとんでもない、と思っていた。
球が前に飛ばないんですけど...?「大丈夫何とかなる」。用具を何も持ってないよ...? 「一揃いセットが余ってるから一式貸してやる」。
週に最低2回はゴルフに行くというそいつの半ば強引なセッティングのもと、友人夫妻とともに朝からコースへ。サボテンのニョキニョキ生えるコースにじりじりと照りつける太陽。絵に描いたようなアリゾナ。
実際やってみると下手なりに楽しめるもんで、結局フルラウンド廻ってしまった。まぁ、もちろんスコアは惨々たるもんだけど。。。
あわや自分の身長の数に届こうかというスコア表を手にして、2年後日本に帰るまでにはバリバリに勝負できるようになってやろう、と防人は心に誓うのでした。
帰りがけ、温度計が差していたのは華氏116度(摂氏約47度)。そりゃ暑いわけだわ。。。
2009年8月1日土曜日
灼熱のアリゾナ 1日目 - セドナ
高校時代の友人がアリゾナ州フェニックスにあるビジネス・スクールに通っており、まもなく卒業。余談ながら、私が高校時代仲良かった友人は今ことごとく北米大陸に来ている。なんか国を出たくなるお年頃なのだろうか。最初、今回の友人とはシカゴで会おうなどと言っていたのだが、都合折り合わなかった結果、一生のうちおそらく二度と来る機会はないだろう灼熱のフェニックスを訪ねることに。
昨日の夜に移動し、アリゾナ1日目の今日はフェニックスから2時間のセドナ(Sedona)に連れていってもらう。なんでもセドナはインディアンにとっての聖なる地で、癒しのエネルギーが放出されているとか。
現地在住のガイドさんがトレイルを案内してくれる。ところがこのガイドさん、セドナに住んでいるだけあってやたら会話がスピリチュアルな感じ。「ここら辺の人々は、法律や規則ではなく宇宙の法則にしたがって生きているんですよー」とか「サイキックを操る私の友人の一人が、チャネリングしたところによるとー」とか、当たり前のように会話に出てくる。まあこの際信じたもん勝ちだということで、エネルギーの渦(Vortex)から湧き出る不思議なチカラを感じようとしてみる。
むむむ、なんか感じてきたかも。。。
上の写真はサンダーマウンテン(Thunder Mountain)。ディズニーランドにある例のアトラクションは、ディズニー翁がこの地で瞑想をしているときに思いついたんだそうな。
こちらはベルロック(Bell Rock)。男性性のエネルギーが大放出されているポイントらしく、「元気」になるとか。実際に近くに行ってみて感じた効果のほどは...どうなんでしょう?
そんなこんなで1日フルに使って大自然のエネルギーを感じてきた。
帰りがけ、トレイルでちょっとつまづいたところ、件のガイドさんが「将来に不安がありますね。それも左足は自分の内面を表します。自分自身と向き合わないと、将来拓けませんよ」。 これって、もしかしたらMBA後に就職できないってこと!?
2009年7月30日木曜日
サービスの「詰め」
巷でよく言われるように、アメリカのサービスはどうも詰めが甘いところがある。
友人数人とともに部屋で夕食をとるにあたり、「ピザを取ろう」ということになり注文。Webサイトで郵便番号を入れると最寄の店舗が出てきて、オンラインでオーダーができる。Lサイズのピザをハーフ&ハーフで頼む。
ところが、注文確定後ほどなくして、件のピザ屋から携帯に電話が。「今Lサイズの生地を切らしててー、次に補充されるまでまで3時間くらいかかるんですけどー、どうします?」 「どうします?」も何もないもんだ。なんか代替案を提示せーよ、と思いつつMサイズに注文を変更。
さらに20分ほどして、また同じ店から電話。「あのー、うちのボスがー、そちらの地域には50ドル以上の注文じゃないとデリバリーしないって言っててー、どうします?」 いいかげんにしろ。ネエちゃんもいい歳して(推定)「ボスがー」じゃねーよ。ガキの使いか!! ...などと憤ってもはじまらないので、あきらめて別のチェーンで注文した。そんなポリシーがあるなら初めからWebに書いておいて欲しいもんだ。
次なるトラブルは携帯の料金支払い。
AT&Tの店員いわく支払いはオンラインで可能ということだったので、AT&TのサイトからMyAccountにログインしようとする。ところが、初回ログイン時の手続きとして、Social Security Numberの下4桁をWebサイトが要求するではないか。これは困る。留学生である私はSSNを持っていない。携帯を契約するときもSSNは要求されたが、高いデポジットを払うことでそれは回避できた。そういったSSNを持たないユーザーも一定数居るはずなのだが、このWebサイトの仕様は何なのだ。
カスタマーサポートに電話して事情を説明するも、「これはトリッキーなシチュエーションだねー。HAHAHA…」と。何たるロジックエラー。結局いろいろゴネた末、オペレーター側でマニュアルで認証をして、ダミーのSSNコードを発行してもらった。
どうもこの国のサービスはおかしい。。。
2009年7月29日水曜日
EFSの授業
Stanford EFSには主にこれから大学院生になる学生と、企業・官庁等からVisiting Scholarとして来ている外国人がいる。授業は午前と午後に分かれており、午前はそれぞれの専攻分野別に編成されたセクションでライティング中心の授業、午後は各分野入り混じって最初のセクション分けテストの結果にしたがって分けられたセクションでプレゼンテーションやディスカッションを行う。
私は午前の授業はビジネスのセクションに入っているのだが、ことビジネスセクションに関しては、ライティングの授業もケースを使ったディスカッションが中心になっている。ケース・ディスカッションにはビジネススクールでやるような問題分析・意思決定に関するものもあれば、ロールプレイもある。
ロールプレイのひとつの例として、この前はタウンホールミーティングというものをやった。ある町にある電機会社の工場が汚染物質を垂れ流しているという設定のケースを読んだあと、市の役人, 会社, 環境保護団体, 労働組合代表, 住民代表などに役割を分けて、それぞれプレゼンテーションを行う。
初回のタウンホールミーティングでは、会社側と環境保護団体側がそれぞれデータとパワーポイントを駆使しながら自分たちの主張を訴え、労働組合や住民を交えて議論をする。模擬ではあるが、どの役も工夫を凝らしたプレゼンテーションだ。ほとんどの受講生は30を超えたいい歳なのだが、皆必死。
タウンホールミーティングの結果を受け、次の週には市の組織の役が最終的な解決案を提案する。どちらの言い分もそこそこ取り入れられ大岡裁きで大団円、と思いきや、市側の裁定に納得いかない各団体がそれぞれ噛み付き、また大議論に。ここらへん、権力者の提案がどうであれ守るべき立場は守る、という他国の価値観を感じられて面白い。
一通りディスカッションをした後は、その内容についてレポートを書くという形でライティングのアサインメントが出る。また、週に1回はビジネスや経済学を専攻しているPhDプログラムの学生がリードし、専門的な立場からケースの内容に深く突っ込んだ議論をするセッションもある。
もちろん受講生は留学生ばかりなので、ネイティブ・スピーカーが参加する本物のビジネススクールの授業には及ばないものがあるが、純ドメの私にとっては、「ならし」という意味では結構有意義な授業内容だと思う。
